吉田秋生さんの人気コミック 『海街ダイアリー』のサイドストーリー。
相変わらず、はっとする 言葉 が散見して、思わず 唸ってしまいます。
海街ダイアリーもそうだってけど、こちらも更にバージョンアップ。
主人公は小さな温泉町、河鹿沢温泉の湯守見習。青年 和樹
幼い頃、父親に虐待され、二度目の父 浅野さんと母親との間に出来た娘が、海街ダイアリーのヒロイン。和樹は弟にあたる。
浅野の父は亡くなり、母親はまた別の男ち出奔。和樹はこの温泉街に引取られて、成長しました。
和樹の生い立ちをふまえると、このセリフ ぐっと来ます。
和樹は人に絶望しなかった。
それは・・・多分 和樹には彼に寄り添って助けてくれる大人がいたからじゃないかな。・・・血のつながりなんて絶対じゃない 。
手をさしのべてくれる人を信じて、その手をつかむ。人を見抜く力も勇気がいることよ
少し見方を変えれば世界はずいぶん変わることに気がついた
そうなんですよね。結局 自分の心が決める。そういうもんだと、ようやくわかるようになりました。
まだまだ 続く 人間稼業。キビシ--!